2009年地域リーグ -東北社会人リーグ

チーム名
グルージャ盛岡 岩手
NEC TOKIN FC 宮城
FCプリメーロ 福島
FC秋田カンビアーレ 秋田
塩釜FCヴィーゼ 宮城
仙台中田クラブ 宮城
福島ユナイテッドFC 福島
盛岡ゼブラ 岩手

大会期間 5月?10月

東北戦国時代へ

 昨年はグルージャ盛岡とNECトーキンの2強体制で運ばれた。そしてグルージャ盛岡は決勝大会に駒を進めながら涙を呑んでおり、今年も東北地域リーグを舞台に戦うことになった。NECトーキンの事実上の廃部により今年はグルージャ盛岡の独走か。と思われたが、NECトーキンはNEC TOKIN FCとその名を変えクラブチームとして存続を果たした。そのほか明るい話題としてここで上げたいのは福島ユナイテッドFCの台頭とFC秋田カンビアーレのJリーグを目指すクラブチーム化だ。2部以下にも青森県勢が息を潜めており、東北地域は今正にJリーグ参入戦国時代へと突入しようとしている。

グルージャ盛岡の1強

 しかしながら今年の優勝候補はグルージャ盛岡の1択で間違いない。昨年の成績を見る限り、グルージャ盛岡福島ユナイテッドFCFC秋田カンビアーレがちょっと士気を高めたぐらいで越えられるとは思えない。むしろその程度で超えられるようでは昇格は難しい。そして昨年、2強の1角として君臨し、全社で準優勝を果たしたNEC TOKIN FCは年末の騒動で主力選手が流出しており、優勝を争うほどの体力があるか不安だ。

 このご時世において、グルージャ盛岡は後発組が力をつける前に昇格してしまうのがポイントとなる。それを成すには今年が最後のチャンスだろう。ただし、昨年の決勝大会で見せてもらった受身のサッカーでJFL昇格をつかめるのかは甚だ疑問である。

新顔・福島ユナイテッドFCが1年通過を目指す

 ダークホースとなるのが福島ユナイテッドだ。Jリーグを目指すクラブチームが乱立しては夢半ばで終わることが多かった福島県がいよいよ重い腰を上げた。ユンカースにペラーダ福島が吸収される形でその母体をつくり、昨年から福島ユナイテッドFCと名を改めて本格始動している。「ユナイテッド」とはありきたりのチーム名だがそのような歴史がある福島県だからこそ、チーム名としては十分な重みがあるのだ。福島ユナイテッドFCは一見、たかが成り上がりのチームのように捉えられる。しかし今年は水戸ホーリーホック流通経済大学などから選手を獲得しており大幅に選手を入れ替えたところで準備も万全だ。グルージャ盛岡のライバルとしては不足がないだろう。

2部以下に潜む青森県勢

 福島県と秋田県がその指針をはっきりとJリーグに向けた現在、東北6県のうち残ったのが青森県である。青森県内でそのような動きがないわけではない。現在、「ヴァンラーレ八戸(2部北)」「ラインメール青森(2部北)」「リベロ津軽(県1部)」の3チームが将来のJリーグ入りを表明している。そのなかで最も上昇志向なのが青森市のラインメール青森。県リーグを1分け無敗で優勝した昨年は東北リーグ昇格を決める決勝戦でもしっかりと勝利を収めて万を辞しての東北リーグ参戦となる。そのまま上昇気流に乗って1部昇格を果たしたい。

 ヴァンラーレ八戸とリベロ津軽はそれぞれ豊富な下部組織を抱えており、育成型クラブとして長期プランでのJリーグ参入を目指している。双方とも急ぐ様子はないので今年は大きな動きはなさそうだ。

検索

Twitter

Facebook