明日から全国社会人サッカー選手権大会!

明日から全国社会人サッカー選手権大会が始まります。焦点は何と言っても「全社枠」といわれる地域リーグ決勝戦へのチケット2枚。全社枠が設定されて以来、全社枠を勝ち取ったチームが勢いをそのままに地域決勝を勝ち抜くことが多く、この枠を勝ち取ったチームこそ地域決勝の優勝候補になります。
全社枠が与えられるのはベスト4までで権利を持っていない上位2チーム。例えば2008年は1位から順にAC長野パルセイロ、NECトーキン、ホンダロック、松本山雅FCとなりました。この時はAC長野パルセイロが既に北信越優勝を決めていたため、NECトーキンとホンダロックに全社枠が与えられました。
地域以下の社会人チーム最強を決めるカップ戦であると同時に、地域決勝への敗者復活戦という意味もある全全国社会人サッカー選手権大会。5日間5連戦という地獄のトーナメントで今年はどんな戦いが繰り広げられるのでしょう。
対戦カードを色分けしてみました。色分けの意味は以下の通りです。また、対戦カードはトーナメント表の順になっております。勝利チームは上下の勝利チームと対戦します。まずは全社枠を得られる権利を得られるベスト4がひとつの照準となります。上の山から順に簡単なプレビューを行います。
=地域リーグ決勝大会出場決定済みのチーム
=終盤までリーグ優勝争いをしながら優勝を逃したチーム
=地域1部未満のカテゴリから挑戦するチーム
11:00 tonan前橋 vs FC鹿児島 下関市乃木浜総合公園(A)
13:30 ヴォラドール松江 vs テイヘンズFC 下関市乃木浜総合公園(A)
11:00 ヴォルカ鹿児島 vs カマタマーレ讃岐 下関市乃木浜総合公園(B)
13:30 新日鐵室蘭 vs アイン食品 下関市乃木浜総合公園(B)
前回大会で3位に入賞したtonan前橋が属する山。tonan前橋は群馬県選抜として参加した国体でも4位を記録するなど、トーナメントで強さを発揮する。今年もベスト4以上の成績を狙い、地域決勝への切符を掴みたい。
tonanが初戦で当たるのはFC鹿児島FC鹿児島は鹿児島からJリーグを目指しているチームの一つ。今季は鹿児島県1部に所属し、予選では九州リーグの九州INAXに2-0で勝利した。昨年は九州リーグ参入を決める大会でHOYOと互角の勝負をしたなど、本大会最大のダークホースと言える。ベスト8まで勝ち進めば全国の舞台でヴォルカ鹿児島との鹿児島ダービーが実現する。
敗者復活を目指す九州リーグ2位のヴォルカ鹿児島は四国王者カマタマーレ讃岐と対戦。初戦屈指の好カードとなった。カマタマーレ讃岐は地域決勝への出場権を得ているものの、同大会へ向けた絶好のシミュレーションとなる。互いにとって相手に不足はない。
中国リーグで大健闘したヴォラドール松江は北信越1部のテイヘンズと対戦。敗者復活へいいスタートを切りたい。関西1部2位のアイン食品は新日鉄室蘭と対戦。なかなか結果がついてこない北海道勢に対してアイン食品が優位と見れる。
11:00 坂戸シティFC vs トヨタ蹴球団 県立おのだサッカー交流公園サッカー場
13:30 FC大阪 vs ノルブリッツ北海道 県立おのだサッカー交流公園サッカー場
10:00 S.C.相模原 vs デッツォーラ島根 県立おのだサッカー交流公園多目的スポーツ広場人工芝(A)
12:00 矢崎バレンテ vs グルージャ盛岡 県立おのだサッカー交流公園多目的スポーツ広場人工芝(A)
本大会の主役と言えるSC相模原が属するのがこの山。県リーグ1部ながらJFA推薦での地域決勝出場が決まっているSC相模原。実力でも全国レベルなのだというのを本大会で示さなくてはならない。初戦の相手はデッツォーラ島根。デッツォーラ島根はおそらく今全地域で最も波に乗っているチーム。初戦から名勝負が期待出来る。この対戦の勝者がベスト4に最も近いのではないだろうか。
SC相模原とデッツォーラ島根の対抗に当たるのが矢崎バレンテグルージャ盛岡の対戦。矢崎バレンテは今期のリーグ戦で6位に低迷。しかしチームが整ってきたところで一気に全国へ駆け上がりたい。グルージャ盛岡福島ユナイテッドFCとの激戦を制して東北リーグ優勝。初戦から実力あるチームとの連戦となるが、勝つためのサッカーに徹して地域決勝に備えたい。
北海道2位のノルブリッツ北海道FC大阪と対戦。大阪から第3のJチームを目指しているFC大阪は大阪府リーグながら不気味な存在だ。3年ぶりの地域決勝出場を目指すノルブリッツ北海道は初戦から要注意となる。
坂戸シティFCvsトヨタ蹴球団は地域1部未満同士の対戦となった。坂戸シティFCは埼玉県1部、トヨタ蹴球団は東海2部に所属。全国の舞台でどこまで勝ち上がれるか試したい。
14:00 阪南大クラブ vs tonan前橋サテライト 県立おのだサッカー交流公園多目的スポーツ広場人工芝(A)
10:00 Shizuoka.藤枝MYFC vs SC鳥取ドリームス 県立おのだサッカー交流公園多目的スポーツ広場人工芝(B)
12:00 ヴェルフェたかはら那須 vs マルヤス工業 県立おのだサッカー交流公園多目的スポーツ広場人工芝(B)
14:00 福島ユナイテッドFC vs 三洋電機洲本 県立おのだサッカー交流公園多目的スポーツ広場人工芝(B)
この山の注目は福島ユナイテッドFC福島ユナイテッドFCは東北リーグ2位で地域決勝出場を逃している。地元から多くの支援を受けている福島ユナイテッドFCは今年こそ地域決勝への切符を手にするべく、まずは関西王者三洋電機洲本に挑戦する。
この山のもう一つの注目チームはShizuoka.藤枝MYFC静岡FCのDNAを引き継ぐ藤枝MYFCだが、藤枝MYFCとしては初めての全国の舞台。激戦が予想された東海リーグを断トツの成績で勝ち上がった実力をみせてほしい。藤枝MYFCと初戦で当たるのはSC鳥取ドリームスSC鳥取ドリームスは鳥取県リーグからの参戦。JFLガイナーレ鳥取のサテライトに当たる。中国地方での開催にあたり、広義ながらのホームの力を発揮したい。
ヴェルフェたかはら那須vsマルヤス工業の一戦は初戦屈指の好カードとなった。ヴェルフェたかはら那須は関東リーグで4位。マルヤス工業は東海リーグで3位。成績はまずまずだが、共にダークホースとして両リーグを引っかき回した。全社でもダークホースとして勝ち上がる事が出来るか。
関西3位の阪南大クラブtonan前橋サテライトと初戦で対戦。阪南大クラブは本大会で数少ない大学クラブチーム。関西3位がいかなるものか。tonan前橋サテライトは群馬県リーグからの参戦。その名の通り、tonan前橋のサテライトチームとなる。兄弟揃っての出場となった。
11:00 新日鐵大分 vs 札大GP 山口きらら博記念公園サッカー・ラグビー場
13:30 三洋電機徳島 vs レノファ山口FC 山口きらら博記念公園サッカー・ラグビー場
11:00 市川SC vs AS.ラランジャ京都 山口きらら博記念公園スポーツ広場
13:30 HOYO vs AC長野パルセイロ 山口きらら博記念公園スポーツ広場
8チーム中4チームが地域優勝チームという激戦区となった。最注目は九州王者HOYOと北信越王者AC長野パルセイロの一戦。地域決勝に向けて絶好のシミュレーションとなる。
敗者復活を狙うのは新日鐵大分ASラランジャ京都新日鐵大分は北海道王者の札大GPと対戦。固い守備を武器にする札大GPを打ち破る事が出来るか。札大GPは2年連続の参戦となった。昨年の記録であるベスト16位上の成績は狙いたい。ASラランジャ京都はリーグでは5位と奮わなかったが、実力は地域決勝出場を果たした昨年と変わらない。対戦するのは千葉県リーグの市川SC。激戦区からの敗者復活なるか。
お待たせいたしました。最後に開催地代表のレノファ山口FCです。レノファ山口FCは今年2年ぶりに中国リーグで優勝。地域決勝出場を決めているが、地元開催で手を抜いてもらっては困る。この大会が盛り上がるかどうかはレノファ山口FC次第と言っていい。また、来年の「おいでませ!山口国体」へ向けて地元へ実力をアピールしたい。レノファ山口FCと初戦で当たるのは三洋電機徳島。四国リーグの同チームはカマタマーレ讃岐、ヴォルティス・セカンド、愛媛FCしまなみの影に隠れがちだが、4位という成績が示す様に実力は十分。ヴォルティスに次いで徳島県のサッカーを牽引する存在だ。開催地山口県の注目が最も高くなるカードで名勝負を期待したい。

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